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Plies / Goon Affiliated

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  リリース日:2010/6/8
  レーベル:Atlantic / Big Gates / Slip-N-Slide
  Ex-Prod.:Ronell“Big Gates”Levatte and Ted“Touche”Lucas
  客演参加 :Trey Songz, Young Jeezy, Fabolous, Bei Maejor
  製作参加 :BC, Bryan Tyson, Big Jones, J.R. Rotem, Cheftone, Troy Taylor
          Dunlap, Friky Zeek, Fatboi, Dynamic, etc.

  評価:★★★★★☆☆☆☆☆







 意外な変化にびっくりしたのがPliesの4作目。『Definition of Real』のレビューで「フロリダの小汚いチンピラ」とか書いていた気がするが、その言葉はむしろ今作にこそふさわしい。上半身裸でうろつきまわる2pacのような風体は相変わらず、これまでダラダラとライムをこねくり回して誤魔化していた悪癖はどこへやら、すっかり自信にあふれたスピットはさらに勢いを増している。ご当地の訛りを“矯正”せずにスピットしてヒットしたのはNellyやChingyらセントルイスが代表的だが、Pliesの場合はフロリダ訛りを武器にしている。その語り口は常に喧嘩腰で、せいぜいカネとオンナを自慢したり虚栄心に基づいた上昇願望を吐露しているに過ぎないのだが、それが彼の独特の声として出力されると、煙たいストリートを想起させる。
 アルバムはBCによるクランク・ビートの《Go Live》で幕を開ける。ともすれば単調になりがちな直線的なフロウを、自らの擬似サイドMCによる合いの手で補うようにスピットするのは以前と変わらないが、そのがなり立てる発声はずっとハイテンションになっていて、荒削りだが聴きごたえのあるライムを紡いでいく。その自賛的かつ脅迫的な感覚は、世代が違えば田舎でイキがっているだけのチンピラ風情で終わっていただろう。《Bruh Bruh》などはその曲名が示すとおりで、ラップなどひたすら「Bruh Bruh」と言っていればなんとかなることを証明しようと躍起になっている。《Becky》で今までのような落ち着きを取り戻してみると、アルバム唯一のR&Bジョイント《Kitty Kitty》でTrey Songzとテキトーにじゃれ合ってみたりもする。Keli Hilsonとの《Medicine》がお流れになったせいで、結果的にこの1曲だけになってしまった先行シングル《She Got It Made》では、プール・サイドにバスローブで金品自慢に勤しんだりもする。実に“古風”なギャングスタリズムの持ち主だ。
 もっとも、楽曲として面白みを感じられるのは《Rub Myself》のように猪突猛進にわめき散らしているそれ。余計な小細工がなく、暴力的なライムを紡いでいく姿は、うまくすれば次のMysticalあたりの地位を狙えそうではある。単に「ウザイだけ」と言われたらそれまでだが。


テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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Author:S-Eye
ブラック・ミュージックを聴いていたりエロゲーをやっていたりするバーテンダーです。批評は基本的に辛口、読んでムカつくこともあるかと思いますが、正直なレビューを心がけていますのでご了承ください。コメント/トラックバックはお気軽にどうぞ。リンクもご自由に。

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