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【バーボン】PARA-SOL【ハウス】

PARA-SOL



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  発売日:2010/7/23
  ブランド:ORBIT (ROOT)

  シナリオ:宙形安久里
  原  画:CARNELIAN, 天宮ぽらん
  音  楽:ave;new feat. 佐倉紗織, KIM'sSOUNDROOM

  評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆




やあ (´・ω・`)
ようこそ、ROOT開発室へ。
この猫はうちのペットだから、まず眺めて落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このOPムーヴィーを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この地雷を作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。


・あらすじ
それは閉ざされた彼女たちの世界に「嵐」が侵入したはじまりの夜でした。

これは、『いま』よりほんの少しだけ未来のお話。
サイボーグやアンドロイドというSFの世界のモノが少しだけ身近になってきた頃に、
何故か竜とか狼男とか全然SFらしくない変な噂が世間を賑わし始めました。
そんな時、一人の少女がひっそりと、知らない誰かにメールをしました。
誰に届くかも分からないメール。
そこにはこう書かれていました。
たった一言『Save Our Ship』と。
けれど、不思議なことにその一通のメールは確かにどこかに届いたようなのです。

ここは、世界でも有名な『研究学園環境都市』ツクバ。
巨大な摩天楼とお金を掛けて作られた綺麗で整理された街並みの直ぐ側に、
緑濃い畑や牧場がまだたくさん残っている――そんな街。

そのツクバの郊外の小さなお屋敷に、両親を亡くした二人の姉妹が住んでいました。
あるひどい嵐の夜、一人の男がそのドアを叩きました。
彼の正体は?
そして彼は何故、晴れでも曇りでも傘を離さないのでしょうか?

今日もまた、見えない流星雨が宙から降り注いでいます。
大きな傘の下で彼と彼女達は本当の家族になっていくことが出来るのでしょうか。
これは、無理矢理に『家族』という枠にはめ込まれた彼らがやがて本当の『家族』になっていく――そんなお話です。
もちろん結末はまだ決まっていませんが。

そして、彼女が打ったメールにはこんな返事が届いていました。

『wilco』

物語の幕開けです。

:パッケージより引用



・シナリオ
 地雷っつーか、普通にツマンネー。
 前作『桃華月憚』があまりにもアレだったもんで、最初から絵だけゲーのつもりで買ったし、実際そんな感じ。あらすじにあるような、いわゆる近未来のファンタジーを期待するなら(そんな奴がいればの話だが)確実に裏切られること請け合い。とどのつまり『家族計画』か『CLANNAD』にバトル要素を取り入れようとして盛大にズッコケたシナリオなわけだが、少なくともキャラクターに関しては前作よりいくぶんマシになっている。
 いつぞやに「少女漫画や乙女ゲーをやっている女どもが見たいのは、単にその時々に気持よく思えるシチュエーションであり、コンテクストなんかどうだっていいと思っている」と書いた気がするが、まさにそれを証明するようなシナリオ。とにかく展開が唐突。プロットの中から使えそうな場面を抜き出して脚色し、それをテキトーに継ぎ接ぎしたような内容だから、途中で追いかけるのがバカバカしくなってくる。何よりこのライターは構成能力というものが絶望的にないから、シナリオの道順でドラマを形成することができない。それぞれが“他人”だった家族が、様々な経験を通じて本物の家族になっていく、という段取りは解らなくもないが、その心変わりを納得させるだけの材料が無いのだから本末転倒。バトルの描写だけはテンポが良く、ライターも張り切っているが、それだけでストーリーにアクセントを付けるのは無理がある。だいたい、その近未来という世界観で当然のように独自の設定がてんこ盛りなのに、それをモノローグで一切説明していないのだから、読んでいて理解などできるはずもない。一応、用語辞典のようなものは用意されているが、そんなものに丸投げするんだったらシナリオ・ライターなんてものは最初から必要ない。解らない単語が出てきたらその都度そっち見ろって? 信者以外に誰がそんなメンドクセーことすんだよ? PUSH!!誌の6月号で練り餡がネタバレ全開のインタヴューやっていた理由がようやく解った。こんなん先にネタバレ見なきゃついていけねぇよ。
 もっとも、日常の家庭や学園生活は、ラヴコメとしてならそれなりに良く出来ており、読んでいて笑える場面もちらほらある。パラサイト・ソルジャーだの脳移植だのなんて設定どこぞに置きさって、こっちオンリーで書いていたら、ひょっとしたら凡作ぐらいにはなれたかもしれないのに。サブキャラにしても、押し付けがましくない程度に活躍しているし、それがきちんと主人公らに影響を与えている点も評価できる。まぁ、ほぼ一本道のシナリオでそんなことをしたら、エロゲーを擬似恋愛の場だと思っている連中から総叩きを食らうんだろうけど、個人的にはむしろ同じシナリオで多数相手に腰振りまくる主人公とそんなのに惚れる女どもの思考回路というものが全く理解出来ない。
 その一本道というストーリー展開というのも、よく解らない。前述の通り、このライターは物書きとして三流以下なわけだし、サウンド・ノヴェルというストーリー・テリングの技量が問われるような形態で書くなど自殺行為でしかないだろうに。……一本道で、シナリオが糞で、絵だけゲー? はて、つい最近も似たようなのを踏んだ気がするんだが。つーか、まだシナリオがコンパクト(まぁ未完成ってだけなんだけど)で演出が良かったぶんアッチのがマシじゃねーか!? まぁ、このブランドにシナリオを期待する奴はいないだろうけど一応忠告しておこうか。CG集としてしか価値ないぞ、コレ。


・グラフィック
 女性原画家ってのは男性キャラクターも丁寧に描いてくれるから好感が持てる。この人にしてもそうで、男女を別け隔てなく描いている。男性キャラクターの中でも最もイケメンだった兵武が三下キャラだったのは、ちょっと意外。塗りにしても乙女ゲーのそれで、コテコテしたギャルゲーのそれが嫌いな私は大歓迎なんだけど、他の人は敬遠しそう。


・音楽
 OP曲は《OCTAVE RAIN》。EDも《OCTAVE RAIN》。ちょっと手抜きすぎじゃねーか? と思わなくもないが、楽曲自体は素晴らしいロリポップ(二重意)に仕上がっている。よくよく考えたら、このオタ向け音楽産業でいち早くオートチューンとテクノポップを取り入れたサウンド・チームなわけだし、それを裏付けるようにa.k.a. dRESS氏のサウンド・アーキテクチュアは、ますます成長している。キャッチーなメロディ、シンセサイザーのオーロラ・カーテン、寄木細工のようなビート、その上を踊る佐倉紗織嬢の甘ったるいヴォーカル。これが他の作品に使われていたら、どれほど良かったことか。BGMは残飯の寄せ集め。


・声優
鮎川ひなた, 大波こなみ, 理多, 守田羽糸, 星咲イリア, 一色ヒカル, 五十鈴, 風音, 笠原晴香, etc.

 とうとう喘ぎ始めたか理多姉さん。まぁ、エロゲ声優としてサブキャラをいくつかこなしてきたわけだし、こういう仕事をするようになったのは不思議ではないが、このキャスティングは失敗でしょ。そもそもこの人に似つかわしいのは『終末少女幻想アリスマチック』の小鳥遊圭のような少年じみた役柄であり、あの野太い声でアンアン言われてもなぁ。鮎川ひなたさんはギャンギャン吠えるような声が全く出せていないし、魁皇楽さんはキャラクターの割にキザすぎる。その一方で、一色ヒカルさんや笠原晴香さんあたりのチョイ役が全くブレない演技をしている。特に笠原さん、ヘリウムガスを吸い込んだような声なのに、その台詞にはしっかり喜怒哀楽が宿っている。これ絶対、成瀬未亜さんだと思うんだけど、どこにもそれっぽい情報ないんだよなぁ……。


・演出/ムーヴィー
 OPムーヴィーは、今年に限れば『魔界天使ジブリール4』に匹敵する出来栄え。色使いのセンスもいいし、アニメーションのクオリティも高い。楽曲の出来は上述のとおり。ホント、このムーヴィーとOHPの情報だけで購入を決めた人はブチギレるだろうな。それにひきかえ、ヴィジュアル・エフェクトはひどく前時代的で、せいぜい背景にカットインを入れるのが精一杯といったところ。EDのクレジットなど、スクロール・アップですらない。公式で配布している「演出強化パッチ」とやらをあてているのに。これはようやく並のレヴェルに追いついているだけであって、強化ではないだろ。


・エロ
乃愛:3 美海:3 のどか:3 優芽:1 トリシル:1

 バグ:レイチェルのエロがない(ぉ


・システム
 てっきり16:9なのかと思ったら4:3でやんの。基本的な部分は押さえており、スペースとEscキーに割り当てる機能も選択可能。スキップはもう少し速くしてもらいたかった。一度読んだチャプターはメニューからいつでも飛べ、現行のシナリオとは別に展開されるから、いちいちロードする手間もない。ただ、起動するたびにOS側の音量設定をリセットするのをいい加減やめてほしい。私は基本的にこっちで音量を決めているから。


・総評
 なんつーか、『ゴスデリ』と全く同じ結論しか出てこない。踏む覚悟がないなら手を出すべきではない。二度も延期してこの有様。それとも、桃華みたいに追加シナリオがどーたらやり始めんのか? 同人で遊んでる暇があったらこっちを完成させろよ。



テーマ : エロゲー
ジャンル : ゲーム

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ブラック・ミュージックを聴いていたりエロゲーをやっていたりするバーテンダーです。批評は基本的に辛口、読んでムカつくこともあるかと思いますが、正直なレビューを心がけていますのでご了承ください。コメント/トラックバックはお気軽にどうぞ。リンクもご自由に。

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