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Calvin Richardson / America's Most Wanted

America's Most Wanted



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  リリース日:2010/8/31
  レーベル :Shanachie
  Ex-Prod.:Calvin Richardson & Randall Grass
  製作参加 :D. Lockhart, R. Perry, etc.

  評価:★★★★★★☆☆☆☆



 同郷の幼なじみであるK-Ci & JoJoのHaily兄弟がJodeciとして脚光を浴びていた頃、トラクターで畑を耕していた“カントリー・ボーイ"ことCalvin Richardsonだが、まさかMCAが倒産した煽りを受け、そのK-Ci & JoJoが実質的に道を閉ざされ、一足早くインディ・レーベルに移籍していた彼がしぶとく生き残ることになろうとは、誰も予想していなかっただろう。CalvinはK-Ciと同じくSam Cookeらサザン・ソウルの先駆者に影響を受けたシンガーだが、そのヴォーカル・アプローチは多様性に満ちている。口先で舌を転がすようなテナーを主体に、リリックに併せてしなやかにテンションを変えていく。通算4作目(Bobby Womackのカヴァー・アルバムを入れれば5作目)となる今作でも、自らが指揮を執ったことにより、マイナー・レーベルにしては随分と出来のいいアルバムになっている。
 まずタイトル曲の《America's Most Wanted》でメロウネスに幕を開ける。のどかな田舎のあぜ道を想起させる土臭いシンプルなトラックが華々しい都会の憧望を描くと、Calvinは非常にのびのびと歌いあげる。《You're So Amazing》では、素朴なギター・ストロークとホーンズのおかげでCalvinのヴォーカルによく集中できるし、誤解を招きそうなタイトルの《Thug Lovin'》では、まるでシティ・ホテルのスカイ・ラウンジでロックグラスを転がしているかのようにやさぐれたアプローチもできることを証明している。微睡むような《Come Over》では、これぞSam式サザン・ソウルと言わんばかりに、ほとんどメロディ・ラインを無視した奔放なシャウター・パフォーマンスが惹き込んでくれる。Mariah Careyのバッタモンみたいな女性とのデュエットで贈る《Reach Out》は80~90年代ラウンジ・ソウル風味、《Adore You》では西海岸ソウルへのオマージュまである。しかし、再びのどかな田園風景が浮かぶ《Monday Morning》は、アルバムの締めくくりに相応しい楽曲のはずなのだが、最後でいきなりラテン調のアッパーが始まる《Paradice》はいったい何なのか。
 ま、メジャーから出していた『Coutry Boy』や『2:35 PM』ほどではないが、良質なオトナのR&Bアルバムです。


テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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Author:S-Eye
ブラック・ミュージックを聴いていたりエロゲーをやっていたりするバーテンダーです。批評は基本的に辛口、読んでムカつくこともあるかと思いますが、正直なレビューを心がけていますのでご了承ください。コメント/トラックバックはお気軽にどうぞ。リンクもご自由に。

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