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【バカップル注意】汐見崎学園演劇部 恋ぷれ ~あなたといちゃいちゃろーるぷれいんぐ!~【蕁麻疹注意】

汐見崎学園演劇部 恋ぷれ ~あなたといちゃいちゃろーるぷれいんぐ!~


  Visit Official Site

  発売日 :2010/9/24
  ブランド:meteor

  シナリオ:高嶋栄二, J.さいろー, 星野真樹
  原  画:桜沢いづみ, ヒナユキウサ
  音  楽:西沢はぐみ, マッツミュージックスタジオ

  評価:★★★★★☆☆☆☆☆



 08年に解散したものの、どういう風の吹き回しかシルバーバレットの傘下ブランドとして蘇ったメテオの、これが通算では6作目。ほとんど売り逃げ至上主義のエロゲ業界で、一度ツブレたブランドが同じ名前で復活するケースってこれまであったっけ? 店の販促ポスターには「新生」と書いてあるように、スタッフの何人かは入れ替わっているし、この売る気があるのかすら疑わしいタイトルにしたって、体験版をプレイするまでは見向きもしなかったのだが、そんな失礼な予測を裏切るぶんには楽しめた。少なくとも、ライターの自賛にまみれた長ったらしいばかりでエロもシナリオもクソみたいな半端物なんかよりは遥かに。


・あらすじ
瀬那お嬢様のお戯れで始まった恋愛ごっこは、いつしか本物の恋愛に発展!?

人見知りが激しく頼りない義妹のここあに付き添い、
汐見崎学園に編入することになった、主人公・羽澄純也。

所属する部活動を決めるため、学園内をめぐるここあと純也は、
偶然通りがかった演劇部で運命的?な出会いをする。

端正な顔立ちに黒髪ロングのクールビューティ・演劇部部長・九条瀬那。
瀬名の巧みな話術で演劇部に乗せられて、二人は演劇部に所属することになる。

だがしかし、そこは演劇部とは名ばかりで、小悪魔的で奔放な瀬名の城だった……。
部員で瀬名のメイドである柚木沢鮎香、
学園教師で顧問のゆか先生も加わり、てんやわんやの学園生活。

ある日、演劇の練習と称して恋愛を絡めたロールプレイ、
通称「恋ぷれ」をしようと言い出す瀬那。
役柄になりきり演じていく中で芽生える女の子たちへの感情。

はたして、これは演劇?それとも現実の恋?

:パッケージより引用。


・シナリオ
 先生は攻略できない。繰り返す。先生は攻略できない!
 これといった大事件が起こるわけでもないし、妙テケレンなお涙頂戴があるわけでもないが、テンポよく読み進められる――これは萌えゲーのお手本のようなテキスト・ライティングだ。全寮制、それも部活動ごとに寮が分かれている学園で、当然のように野郎ひとり放り込まれることになる主人公が、タイトル通り演劇を通して女子に好意を抱いていく過程を、丁寧だがクドくない程度に語っていく。その「演劇」というのは、部活動として強制的にやらされているものだけでなく、日常生活において誰もがペルソナとして演じている“余所行きの自分"も含まれており、中盤以降はこの要素も自然に絡めていく。もちろん、関係の発端となるのは部活動としての演劇であり、演劇の練習として恋人同士を演じるうちに相手の内面を知り好きになっていく、という半ば使い古されたプロットではあるが、そのお約束の成功例だけを上手いこと再利用し、擬似恋愛のエサにしていく。
 なにより効果的だったのは、演劇という後ろ盾のおかげで、ひとりの人物に様々なキャラクターを違和感なく演じ分けさせていた点だ。まずは妹が恋人というありふれた設定から始まり、普段はクールなメイドが学園内ではツンデレな幼なじみであり、自由奔放な先輩が恋ぷれ中は健気に恋心を抱く年相応の女の子であり、恋愛劇における男性の理想を片っ端から狙ってくる。身も蓋もない言い方をすれば、下手な鉄砲理論に過ぎないわけだが、実際上手く行っているのだから文句も言えない。
 問題があるとすれば、そのあからさまに開き直っているバカップルのやりとりと、やたら目に付く誤植とテキストの不整合。前者はまぁ作品のアイデンティティである点を鑑みて片目を瞑ることもできるが、さすがに初心なキャラクターがいきなりお猿さんよろしくヤリまくるドエロっぷりには引いてしまった。流れのいいシナリオにあって、この部分だけはあとから付け足したみたいに浮きまくっていたしなぁ。最後の方で思い出したように本筋へ合流するが、違和感ありまくり、後者はちょっとひどいな。3人ライターを用意した弊害を思いっきり露呈している。声優はそこら辺を察して、自主的に言い直しているぶん、まだ救われているが。ちなみに、パッケージにも脱字が1箇所あった。
 トータルで見れば、メーカー・サイトの説明にある「お気楽なラブコメ展開と安定したクオリティを目指すPCゲームブランド」の看板に違わない出来だし、凡百の萌えゲーよりもいくぶん面白い。ただ、作品ページを見れば判るように攻略対象はたった3人で、各シナリオも取り立てて長いわけではないため、人によっては割高な印象を受けるかもしれない。あと、どうでもいいことだが、カプチーノにミルクとココア・パウダーで絵を描くのは「マキアート」じゃなくて「ラッテ・アート」な(笑


・グラフィク
 見たことあるタッチだなぁ、と思ったら『花鳥風月』の人か。顔は可愛いんだけど、相変わらず首から下がダメ。イヴェントCGではある程度ごまかしているが、立ち絵だと如実に判る。肩幅が妙に広くて寸胴、不思議なことに、ここあを担当したもうひとりのイラストレーターにも共通している。というか、何故ヒロインを麻呂眉毛にしたし。ちなみに、体験版で話題になっていた例の“心霊現象"は、ちゃんと修正されていた。


・音楽
 何かコネでもあるのか、シルバーバレットの作品で頻繁に名前を目にする西沢はぐみさんは、良くも悪くもオールマイティなヴォーカリストだ。本家のゴミ『こんそめ!』のOPテーマだった《combination somebody!》のようなデジタル・ロックも歌えるし、今回のように四角四面な打ち込みビートのテクノ・ポップにも順応できる。その多芸さでどんなトラックにも向き合えるが、それゆえにどの楽曲も味気ない。むしろ特筆すべきは、バックグラウンド・ヴォーカルの上手さ。驚くほど均質化されており、全く出しゃばらないニュートラルなヴォーカリゼーションだが、気がつけば記憶に残っているのは確実にバックグラウンド・ヴォーカルだ。この人、裏方として仕事したらメチャクチャ役に立つんじゃないか?
 BGMはたった15曲。……今日日、同人ゲームでももう少し多いぞ? 個々のトラックにしても、これといって特筆するようなものもないしなぁ。せめてエンド・ロールぐらいはヴォーカル曲に出来なかったものだろうか。


・声優
青山ゆかり, 春日アン, 小倉結衣, 松永雪希, 原田友貴, etc.

 春日さんの喘ぎ声って、なんつーか、ほとんど悲鳴だよな。それがいい方向に働けば、快楽に蕩けた女性の淫らなセクシュアリティを表現できるのだが、たまにやりすぎてギャグみたいになってしまうのが玉に瑕。ゆかり教育はいつも通りのあんな感じで、エロシーンの時だけは誰よりも輝いている。原田さんは、主人公のおホモ達をウザったくならない程度にハッチャケながら演じているし、なんで先生は喘がないんですか。


・演出/ムーヴィー
 目パチも口パクも無し。まるで書く事がない。


・エロ
瀬那:5 鮎香:5 ここあ:4

 鮎香さん挿入少ないよ! ご奉仕フェラばっかだよ! 主人公は主人公で入れてから出すの早いよ!


・システム
 動作そのものは安定しているし、コンフィグもある程度は細かく設定できる。ただ、場面が切り替わるときにクリックしてもフェードアウトは飛ばしてくれない。個人的には、恐ろしいほど爆速のスキップがありがたかった。


・総評
 正直、定価で買えとは言えない。出来がどうこうではなくて、全体的にボリューム不足。シナリオゲーならともかく萌えゲーでこれじゃあ。せめてあとひとりぐらいは攻略キャラがいてほしかった。逆に言えば、中古屋で半額ぐらいのを見つけたらプレイしておいて損はない。安心して萌えられる、最近じゃ逆に珍しくなってしまったエロゲらしさ。クソ真面目に作った萌えゲー……どんな表現だ?



テーマ : エロゲー
ジャンル : ゲーム

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ブラック・ミュージックを聴いていたりエロゲーをやっていたりするバーテンダーです。批評は基本的に辛口、読んでムカつくこともあるかと思いますが、正直なレビューを心がけていますのでご了承ください。コメント/トラックバックはお気軽にどうぞ。リンクもご自由に。

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